Cornet Technology社 IPS-16/32

IPS-16/32
概要
IPS-16/32は、オンライン用バックアップ切替えA/Bスイッチやマトリクススイッチでは国内を含め世界最多実績を誇るコーネット・テクノロジー社(米国ヴァージニア州)が開発した、LAN(10/100/1000 Base-T)、シリアル(V.24、V.35、X.21、RS530)、T1/E1、アナログ(2W、4W、6W)を含むマルチインターフェースに対応した手動及びリモートコントロール(電話網及びIPコントロール)可能な最新のA/Bスイッチです。
主な機能と特長
  • ・Telnet端末や専用コントロールソフトウェア“CorScan”を使用したIPコントロールによるリモート操作が可能
  • ・SNMPエージェントを搭載しているので、SNMPマネージャへトラップを送信でき、24時間状態監視をすることが可能
  • ・LAN(10/100/1000Base-T)を含むマルチインターフェースに対応
  • ・最大でLAN回線なら32ポート、シリアル回線なら16ポートを1シャーシでサポート!
  • ・専用コントロールソフトウェア“CorScan”による高度な切替えオペレーション

導入メリット

● 各種シリアル回線やLAN回線のダウンタイムを短縮
マルチインターフェースに対応しているので、あらゆるメーカーのネットワーク機器(LAN/WAN混在可)のバックアップが可能であり、簡単且つ確実にバックアップ機器への切換えがリモートからでも瞬時に行えます。また、ラッチリレーを使用した切換え方式のため、万が一の停電時にも通信には一切影響を与えません。
● 運用管理コストの削減
遠隔地からのリモートコントロールにより、データセンター等24時間運用が必要な環境でも運用者を常駐させる必要がなく、運用管理コストを大幅に削減することが可能です。又、SNMPエージェントを搭載しているので、SNMPマネージャからのスイッチの状態監視も可能です。
● バックアップシステムの構築が容易
通信プロトコルに全く依存しない為、バックアップシステムの設計、構築、運用が容易にでき、既存のバックアッププロトコルを持たない機器等もそのまま利用できます。
● 障害切り分け作業にかかる時間や労力の低減を実現
各カードモジュールのモニターポートにプロトコルアナライザや各種テスターを接続する事により、回線の抜差しをせずに回線テスト/モニター等のトラブルシューティングをする事が容易に出来ます。
IPS-16/32によるLAN/WAN混在型バックアップ構成例

Cornet Technology社 RPS-24

RPS-24
概要
RPS (Router Protection Switch )-24は “L2/3スイッチやルータ”の自動切替えスイッチ”です。 切替えはスパニングツリー等のソフトウェアによる“ルート変更”ではなく、機械的な“ラッチングリレー”を用いて行ないますので確実なバックアップが可能で、例え電源が落ちても接続はそのまま保持されるので安心です。 自動切替えのほか、SNMP等によるリモート制御及び手動切替えも可能です。
主な機能と特長
  • ・自動切替えの他、手動(各チャネル毎、一斉)及びリモート切り替え(Telnet, RS232, Webブラウザ、SNMPにより制御)が可能
  • ・メカニカルリレー(ラッチングタイプ)を用いた切り替え方式を採用
  • ・リンクダウン、電源障害等のアラームの他、切替の発生もSNMPトラップとして通知する事が可能

導入メリット

● ネットワークのダウンタイムの短縮と労力の低減
ルータやL2/3スイッチを含む10/100/1000Base-Tのインターフェイスを持つ機器の障害時に、簡単かつ迅速に予備系に切換える事ができ、ネットワークのダウンタイムの短縮と労力の低減を実現します。
● 自動切替えによる無人化運用
リンクパルスが落ちた時、自動的にA→B, B→Aに切り替える“自動切替え機能”を標準装備(10/100Base-Tのみに対応)しているので無人化運用も可能です。
● A,Bポート常時モニターによるバックアップ機器障害検知
RPS-24はA,B両ポートのリンクパルスを常時監視する為、現用機器だけでなく、バックアップ機器側のポート障害も検知可能です。また、現用機器がリンクダウンしても、バックアップ機器のリンクパルスを検出できない場合は切替えを実行しません。
アプリケーション例